縦隔腫瘍の覚書

縦隔腫瘍の発覚からその後の経過まで

きっかけは健康診断


2019年6月下旬、会社の健康診断の結果が送られてきた。

今まで健診で引っかかったことはなく、まだまだ健診結果なんて気にする歳じゃないと思ってた。だってまだ20代!
特に何も考えずに、開封してみると…胸部X線の欄に、何か、書いてある。

「胸部所見について精密検査が必要です。」
「右中野縦隔腫瘍の疑い」


私の場合、縦隔腫瘍の自覚症状は全くありませんでした。
ネットで調べた限りでは、私と同じように自覚症状は特になく、検診で偶然、縦隔腫瘍が見つかったという患者さんが多いようですね。

突然の「要精密検査」にそれなりに驚き、聞きなれない病名に焦り、たくさんググりました。
でも心の片隅では、何かの間違いじゃないかなぁ〜、とりあえず精密検査しとけば、大したことないですよ〜って言われるんじゃないかなぁ〜と、タカをくくっておりました…。

はじめに

「縦隔腫瘍」


自分が罹患するまで、聞いたことのない病気でした。実際、比較的稀な病気と言われているそうです。


以下、一般社団法人日本呼吸器学会による「縦隔腫瘍」の解説ページへのリンクです。

http://www.jrs.or.jp/modules/citizen/index.php?content_id=28


40〜60代で罹患する方が多い病気と言われていますが、私はかなり若い時に罹患してしまいました。なおかつ、私の腫瘍はとても珍しい形状をしていました。(はっきり書くと個人が特定できてしまいそうなので、ぼかしぼかし書きます。)


ブログを開設し、初めて記事を書いている2019/8/17現在、入院中です。病理検査もまだ終わっていませんが、恐らく胸腺腫だろうと言われています。


胸腺腫と聞いてから、私はひたすら闘病ブログを探しました。私と同じ程度の腫瘍を患った人は、どんな手術をしてどんな経過をたどっているのだろう、再発するのだろうか。


とりあえず、忘れる前に、私自身の手術のことも書き残しておこう、今後の経過観察も書き続けよう!と思い、いろいろ未確定ですが、ブログにしてしまいました!


ご自身や周りの方が「縦隔腫瘍の疑い」と言われた時、私の治療経過がご参考になれば幸いですが、誰も見ていなくても、自分のためにのんびり残します。